プログラム
5月20日[土]

神楽坂楽座〜講釈場

その昔、人々が集う神社仏閣の境内などに設けられた講釈場は、情報や娯楽の発信源でもありました。その講釈場を毘沙門天善國寺の境内に再現します。講談のほか、琵琶語り、浪曲など伝統語り芸を披露。初めて触れる皆様にも、わかりやすい言葉、演目でお楽しみいただけます。

13:30〜/15:30〜
会場 毘沙門天善國寺 境内特設ステージ

出演
宝井琴鶴(講談)
藤髙りえ子(筑前琵琶)
神田山緑(講談)
東家一太郎 + 東家美(浪曲)

ことほぎライブ

“江戸の三社”と称された赤城神社。神楽舞を奉納する神楽殿で、歌舞伎と共に伝承されてきた三味線音楽「長唄」と「清元節」、そして音楽を賑々しく彩る「囃子」を披露。境内に集う人々と共に、幸せと世の中の安寧を願いつつ日本の音楽を奏でます。

会場 赤城神社 神楽殿

13:00~
出演 芳村伊十冶郎連中(長唄) × 若獅子会(邦楽囃子)

15:00~
出演 清元成美太夫連中(清元節) × 若獅子会(邦楽囃子)

鳥羽屋里夕(司会)

芸能道しるべ

その昔、琵琶法師たちによって伝えられた『平家物語』。伝承が危ぶまれる平家琵琶を今につなぐ若い演奏家たちが、演奏と分かりやすいトークで、琵琶法師が後に江戸時代のプロ演奏家になるまでの系譜をお伝えします。そして『平家物語』を出典とする能『経正』を観世九皐会が披露します。

会場 矢来能楽堂

14:00~ 琵琶法師から江戸時代の音楽家へ
出演 平家語り研究会(平家琵琶 × 三味線 × 箏 × 胡弓)

16:00~ 能が伝える『平家物語』
出演 観世九皐会(能)

シリル コピーニ(司会)

※各開演90分前より会場にて座席整理券を配付します。

お座敷ライブ

老舗割烹の大広間で、神楽坂ならではの、芸者衆による唄や三味線、踊り、そしてお客様も一緒に楽しむ「お座敷ゲーム」を紹介します。また庶民の芸能として親しまれてきた落語や、即興でお客様からのお題をもとに紙を切る「紙切り」もお楽しみいただけます。

14:00〜
会場 志満金

出演
神楽坂芸者衆
柳亭小燕枝(落語)
林家花(紙切り)

事前申し込み制[4月28日(金)10:00より受付]
下記の申込フォームよりお申し込みください。

https://torioki.confetti-web.com/form/2007

神楽坂路上界隈 新内流し

石畳の路地に迷い込むと聞こえてくる三味線の音色。偶然のように出逢う「流しの芸能」。地元神楽坂在住で新内節の人間国宝・鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)一門による、粋な姿の「新内流し」が神楽坂の路地や横丁を流します。はかなくも物悲しい調子に、静かに耳を傾けてみてください。

16:00〜/19:00〜
会場 寺内公園からスタート
出演 鶴賀若狭掾一門(新内節)

神楽坂路上界隈 城端曳山祭〈庵唄〉

富山県南砺市の城端に伝わった江戸端唄は、その地の城端曳山祭(じょうはなひきやままつり)で「庵唄(いおりうた)」として300年もの長い間唄い継がれ、独特の文化として生き残りました。その「庵唄」が江戸へ里帰り。城端の若連中が曳山祭の雰囲気そのままに、神楽坂の裏路地を三味線と笛、唄声と共に練り歩きます。

17:30〜
会場 毘沙門天善國寺からスタート
出演 宝槌会(城端庵唄)

毘沙門天・夜会

夜灯に浮かぶ毘沙門天善國寺の本堂を舞台に、“日本の奇術”手妻の妙技、江戸の端唄と富山・城端に伝わり唄い継がれる庵唄の再会、そして邦楽囃子とコンテンポラリーダンスの異文化コラボレーション。多くの味わい深い文化を生み出した「神楽坂の夜」をお楽しみいただけるプログラムです。

19:00~
会場 毘沙門天善國寺 境内

出演
藤山大樹(手妻)
本條満留ひで+本條秀英二(江戸端唄)×宝槌会(城端庵唄)
若獅子会(邦楽囃子) × マドモアゼル・シネマ(コンテンポラリーダンス)
シリル コピーニ(司会)

※開演90分前より会場にて座席整理券を配付します。

弾いてみよう! 日本の楽器

日本の伝統楽器を代表する箏と三味線、そして胡弓の「構え方」と「音の出し方」を優しく分かりやすく指南します。子どもから大人まで、奮ってご参加ください。

13:00〜
会場 赤城神社 ギャラリー

※当日受付を行います。(事前申込不要)

子ども広場

コマやけん玉などの伝承遊びや積み木を空の下でのびのびと、家族で楽しむことができます。

13:00~
会場 毘沙門天善國寺 境内

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